【Dragonland / The Battle Of The Ivory Plains(2001)/ 80点】
一時期ソナタと双璧を成していた叙情疾走系バンド。
1stという事でそりゃぁもう凄い勢いで。
もう疾走しまくり。トルコ行進曲まで疾走させてるよw
若いっていいね〜。
高音とかちょっと危なげだけど、ここまでやってくれると爽快。
今後が期待されるバンド。
キーボードの使い方がウマいバンドの一つだと思う。
【Dragonland / Holy War(2002)/ 90点】
1stに続き疾走曲多めの2ndアルバム。
全体的に安定しソナタで言うとSilence的なアルバム。
タイトルチューン「Holy War」はパイプオルガンから始まる、
壮大な疾走曲。どこか悲しげなメロディもよし。
哀愁漂うバラード「Forever Walking Alone」もいいね!
「The Neverending Story」の疾走バージョンが素敵w
相変わらずキーが綺麗です。
【Dragonland / Starfall(2004)/ 95点】
疾走曲の減った3rdアルバム。これまた賛否分かれるね。
メロディがよりキャッチーになり、メロディックメタル化した。
個人的に今回の路線変更は○かな。
疾走が少ないのは残念だけど、それを補って余るメロディの良さが。
そして今回の目玉は何と言ってもXのカバー「Rusty Nail」だ。
わざわざ日本語で歌ってるから笑える。キー下げるなよw
忘れられるだる〜、赤いティクビ等、迷フレーズが誕生した。
頼むからカバーは英語でお願いします…
【Dragonland / Astronomy(2006)/ 85点】
更に疾走曲が減った4thアルバム。
路線変更と共に新たな試みが見られる本作。
デスボイスが入ってたり女性とのデュエットだったり。
それは良いんだけど、インストが多い…(1/3が歌なし)
天文学に基づいたコンセプトアルバムらしいのだが。。。
某サイトでは「円盤(よくあるタイプ)」と酷評された新譜。
>しかも3曲に分けて歌なしってなにそれ。
>映画の曲作りたいなら会社に売り込みに行けばいいじゃん。
>Dragonlandもなんだかプログレ化or速度低下+歌メロつまらん系へと
>行ってしまったというお話しでした。
だそうで。正直分からんでもない。失速感は否めん。Sonataと同じ。
とは言っても俺は好きだけどね。
相変わらずキーは綺麗だし、メロも良い。
前回にも増して壮大な雰囲気になっとる。
でもやっぱ爆走してた頃が懐かしい。疾走曲「Contact」は良かった。
【DragonForce / Valley Of The Damned(2003) / 95点】
4年前、初めて聴いた時の衝撃は忘れない。
この圧倒的疾走感。
Xのようなバンドが聴きたい、と友人に頼んだところ、
Sonataと一緒に紹介されたバンドがこれだった。
バンド最大の特徴は疾走曲が多い事。
勿論速いだけじゃない。キャッチーなメロディに、ブラストビート。
なんと言うか体感速度が心地良い。
唯一のバラード「Starfire」もこれまたいいタイミングで入ってくる。
イントロの水の流れる音等、意外にも透明感のある曲。
勿論速いだけがメタルじゃないし、初心者向けのバンドと言われているが、
入門編になるという事はそれだけキャッチーで虜になる人が多い、という事なのね。
でも今聴いたら…ちょっと疲れるかもしれんw
3rdまで聴いたが、やっぱりこれが一番良い出来じゃないかな。
初期メンバーに「スティーヴ・ウィリアムズ」て人がいたらしいぞ!
Dr.Deathがメタル関係者とは恐れ入った。一応言っておくが別人です。
【DragonForce / Inhuman Rampage(2006) / 80点】
多国籍疾走バンドの3rdアルバム。
普通のバンドならこの辺から速度を落とし始めるのだが、
ドラフォは相変わらずブッ飛ばしてくれてますw
愚直なまでに拘りを貫く姿は素敵です。こういう突き抜けたモノがあるバンドは強い。
何やらキーボドがピロピロ鳴ってるわけだが、
このキーボードが非常に安っぽい…。凄く軽く感じる。
それとも俺が北欧メタルを聴きすぎたからかな。
綺麗に纏まってはいるんだけどね。確実にレベルも上がってるし。PVオモロイし。
でもなんというか全体的にいまいちインパクトに欠けるのね。
俺がドラフォに飽きた、というのもあったりするけど。
【Dreamtale / Beyond Reality / 85点】
ポストSonataと名高いフィンランドのバンド。
キラキラキーに疾走とまさにソレ。
ピアノが美しいイントロから「Memories Of Time」への繋ぎは良いね(・∀・)
何か聞いた話によるとレコーディングの途中で喉の病気になったとか。
途中でVoがチェンジする曲がちらほら…
まぁ単調にならず、なかなか聞き込めるアルバムになってるね。
今後が期待されるバンドの1つ。
【Dreamtale / Ocean's Heart / 50点】
Voが変なハイトーンの人にチェンジ。
相変わらずキーがジャラジャラ疾走な感じなのだが…
全体的に音が軽くなった印象が。
あんまメロも耳に残らないのね…。
とにかくイマイチ感タップリななアルバム。
【Dreamtale / Difference / 85点】
またまたVoがチェンジ。
ほぼほぼ安定したハイトーンシンガーになった。
全体的に疾走曲が多く、初期Sonataを彷彿させる感じ。
前作のようはイマイチ感は無く、タイトル通りまさにDifference。
メロハーっぽい曲もあったりと、新しい試みもちらほら。
相変わらずキーボードが乱舞しとるねぇ。
疾走しなくなったSonataに辟易してる人は、是非こちらを。
【Dark Moor / The Gates Of Oblivion / 85点】
スペインの大御所バンドの3rd。
ホントに女性か?と思うほどパワフルなVoが凄い。
全体的にキーボード+疾走て感じ。
お気に入りは「The Night of The Ages」かな〜
バラードでは女性らしい優しい声で歌ったりと、
ダレる事のない完成度の高いアルバム。
【Dark Moor / Beyond The Sea / 80点】
シンフォニックメタル5thアルバム。Voは男性にチェンジしとる。
声質は、繊細でパワーはやや不足気味て感じ。
疾走曲は少し減り、全体的にゆったりした感じになった。
勢いは衰えたけど、そのかわり安定してるよ。
1曲目「Before The Duel」なんて良いと思う。壮大な雰囲気が。
シンフォニックな雰囲気は相変わらず。
エリサ時代ファンにとってはアレだが、まぁまぁ良い出来だとは思う。
【Dark Moor / Tarot / 90点】
6thアルバム。
なんかメロディが前作より良くなってる。
イントロから「The Magician」と繋がるわけだが、
まぁこの曲は微妙。Kamelotで言うと「March Of Mephisto」的w
その後来ました疾走「The Star」が!
キャッチーなメロにサビは合唱。久々に名曲が誕生した。
個人的には昔の作品よりも好き。
別に疾走しまくらなくても良いんだしさ〜。
そして「The Moon」という11:31にも及ぶ大曲が。
ベートーヴェンの「月光」をフィーチャーした美しい壮大な曲。
やってくれますね。